プロフィール

Author:K
普通のごく平凡な会社員です。
よろしくお願いします。


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


ブロとも申請フォーム


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

精子の採取

スクリューキャップのついた幅広の容器を渡されます。
大きさは200ccくらいかな。


看護師さんは機械的に淡々と説明します。
その佇まいは、あるいは冷たい事務的な感じです。
 
気を使ってそうしているのかどうかは分かりませんが明らかに不安な気持ちでいる自分にとってそれはかなり嫌なものに映りました。
 
「とりましたら、フタをして、この扉を開けてください。
扉を開けたらマジックがおいてありますので、ここの奥さんの名前を書いて下さい。
わかりましたか?」


「・・・はい・・」

扉というのは通路の壁にある小さな額縁のようなもので、取っ手を開けたら棚がありました。
 


「じゃあ、付いて来て下さい」

そのまま看護師さんの後について階段を登ります。


あるお部屋の前に来たらまた説明が

「この部屋の中で、採っていただきます。
中から鍵をかけることが出来ます。
終わったらこの鍵をかけて容器をさっきのところまで持ってきて下さい。
そしたらまっすぐ帰ってくださって結構です。
奥さんのほうは午後1時には帰れますので、当日の結果を確認するのであれば1時に受付に来てください。」

といかにも事務的な早口で言われて鍵を渡されて、階段をタタタっと看護師さんは降りて行ってしまいました。
 
時間は朝8時10分です。


扉を空けて、部屋の照明を付けました。

部屋は畳3条くらいでしょうか。

リクライニングシートと洗面台。

そしてティッシュ。

棚には、品の無いエロ本が10冊ほど。


これ。。誰の趣味??

いかにも下品な、モデルがどうしょうもないようなエロ本です。

まぁ。いいです。

けどなんか馬鹿にされた気分。

「ここの先生の趣味なん?
そして看護師さんはみんなこんなの見て旦那さんら喜んで興奮すると思っているのかな。。。」

そう思うと、結構ムっとしてしまいました。

未亡人なんとか、、とか。緊縛コレクションとか、そんな感じの写真雑誌。
 
情けない気持ちの中で、早々と済ませ部屋を後にしました。
 

会社まではそんなに遠くはなかったのですが、どのくらいの時間がかかるのかわからなかったので、朝1時間くらい遅刻すると言っていたのですが、始業時間に間に合いました。
 

続く。
スポンサーサイト

採卵の段取り

朝、病院の受付時間に来てほしいとの事でした。
 
前日あたりからうちの相方がお腹が張って苦しいと言っていたのと、麻酔をしたらフラフラしてしまうかもしれないとも言っていたので、電車をやめて車を出すことにしました。
 
最初は相方が僕に気を使って病院に来なくてもなんとかなると言っていました。
 
つまり家で精子を採取して容器に入れて朝持って行っても良いとの事でした。


けどねぇ・・

それだと全部、相方任せなんですよね。
後で何を言われるかわからないし。

・・という理由も少しだけありましたが、やっぱり嬉々として行く場所じゃ無いわけで、たぶん・・
というか、うちらの夫婦にしてみると微妙に恥を偲んでこそこそと行くような気持ちって正直あったと思います。
 
それだけに相方の嫌な気分や重苦しい不安を出来るだけ共有するのが自分の役割だと考えていました。
 
それにしても旦那に出来る事ってあまり無いですよね。
 
・・そんな訳で一緒に病院に行くのも車を出して安全運転で病院に行きました。
 
僕個人としては2回目の通院です。
 

病院の駐車場に車を駐めたところ、もう玄関前で並んでいるご婦人達、一部旦那さん達がたぶん10人くらい。
 
時間でいうと朝8時5分前です。
 
出勤前に不妊外来に来る人もこんなにいるんだなと思いました。
 
8時になって、病院の受付が始まり椅子に座って待っています。
 
この日のこの時間に排卵ができているように計算して今まで点鼻薬を射して、この日の為にお尻への注射を毎日打ちに通っているのです。
不妊治療って妻のほうは旦那よりも本当に必死なんですよね。
共働きだと本当に負担が大変になるので、なるべく家事をやってあげないといけないレベルです。
もちろん、旦那は自分の事は自分でやるぐらいじゃないと。
  
まず妻が看護師さんから呼ばれました。
妻はこの後、採卵します。
卵子は卵胞の卵胞液の中にあります。
卵胞に針を刺して、数mlの卵胞液を吸引しますが、その中に卵子が含まれています。
卵子は卵丘細胞に包まれています。
吸引された卵子はシャーレに移して顕微鏡で確認後、培養液の中に移します。
 
優良な卵が何個育っているか不安ですが、目で「頑張って」と合図。
 
そしていよいよ僕が看護師さんから呼ばれました。

続く 



 | BLOG TOP | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。