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採卵の段取り

朝、病院の受付時間に来てほしいとの事でした。
 
前日あたりからうちの相方がお腹が張って苦しいと言っていたのと、麻酔をしたらフラフラしてしまうかもしれないとも言っていたので、電車をやめて車を出すことにしました。
 
最初は相方が僕に気を使って病院に来なくてもなんとかなると言っていました。
 
つまり家で精子を採取して容器に入れて朝持って行っても良いとの事でした。


けどねぇ・・

それだと全部、相方任せなんですよね。
後で何を言われるかわからないし。

・・という理由も少しだけありましたが、やっぱり嬉々として行く場所じゃ無いわけで、たぶん・・
というか、うちらの夫婦にしてみると微妙に恥を偲んでこそこそと行くような気持ちって正直あったと思います。
 
それだけに相方の嫌な気分や重苦しい不安を出来るだけ共有するのが自分の役割だと考えていました。
 
それにしても旦那に出来る事ってあまり無いですよね。
 
・・そんな訳で一緒に病院に行くのも車を出して安全運転で病院に行きました。
 
僕個人としては2回目の通院です。
 

病院の駐車場に車を駐めたところ、もう玄関前で並んでいるご婦人達、一部旦那さん達がたぶん10人くらい。
 
時間でいうと朝8時5分前です。
 
出勤前に不妊外来に来る人もこんなにいるんだなと思いました。
 
8時になって、病院の受付が始まり椅子に座って待っています。
 
この日のこの時間に排卵ができているように計算して今まで点鼻薬を射して、この日の為にお尻への注射を毎日打ちに通っているのです。
不妊治療って妻のほうは旦那よりも本当に必死なんですよね。
共働きだと本当に負担が大変になるので、なるべく家事をやってあげないといけないレベルです。
もちろん、旦那は自分の事は自分でやるぐらいじゃないと。
  
まず妻が看護師さんから呼ばれました。
妻はこの後、採卵します。
卵子は卵胞の卵胞液の中にあります。
卵胞に針を刺して、数mlの卵胞液を吸引しますが、その中に卵子が含まれています。
卵子は卵丘細胞に包まれています。
吸引された卵子はシャーレに移して顕微鏡で確認後、培養液の中に移します。
 
優良な卵が何個育っているか不安ですが、目で「頑張って」と合図。
 
そしていよいよ僕が看護師さんから呼ばれました。

続く 



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